本日は『 uniswapx3(ユニスワップ3) 』について取り上げたいと思います。
こんにちわ管理人のピリカです。
今年も新しいiPhoneが発表されましたね。
以前は毎年楽しみにしていたのですが、最近はそれほど注目しなくなりました。
年ですかね(苦笑)
さて、新しいスマホも話題ですが、最近ではコロナ禍の影響で人とのつながりが希薄になり、SNSを始める方がかなり多くなってきています。
コミュニケーションをとるツールとしてSNSは大変便利ではあります。しかし残念ながら、悪意をもっている人間もSNSの世界にはかなりの数が存在します。
そして、ロマンス詐欺というものがここ最近多発しているのです。
この手の詐欺被害にあわないためにも、とにかくSNSで知り合った人間から、儲け話や証券口座を開設して欲しいなどの誘いがあったらすぐにブロックをすることです。
相手は勧誘のプロです。やり取りをしているうちに、信じ込まされてしまい思いもよらず高額のお金を送金してしまったという事になりかねません。
そして、送金してから我に返っても時すでに遅しなのです。
ちなみに、私はロマンス詐欺に引っかかった事はないのですが、多くの情報商材にお金を使ってきた過去があり、そして最後には壮大な金融詐欺でお金を失った経験があります。(泣)
そのエピソードはプロフィールにまとめていますので、良かったらご覧ください。
uniswapx3(ユニスワップ3)の概要
ホームページの内容
uniswapx3(ユニスワップ3)のホームページを確認すると、仮想通貨取引所のホームページのような作りです。
言語は複数対応していて、日本語にも対応していますが、少し違和感のある日本語が使われています。
また、取引画面を見てみると、仮想通貨のチャートもスムーズに表示されて、まともそうに見えます。
何も知らない方が、信用している人から仮想通貨の取引所として紹介されたら信じてしまうかもしれません。
スマホのアプリにも対応しているようです。
それでは、詳しく中身を見ていきましょう。
特定商取引法に基づく表記
販売会社 | uniswapx3 |
---|---|
販売責任者 | 記載なし |
メールアドレス | [email protected] |
所在地 | 記載なし |
電話番号 | 記載なし |
URL | https://uniswapx3.com/#/ |
特定商取引法において、インターネットを利用した通信販売などを行う際は、事業者名、代表者名、住所、連絡先などの表記が義務つけられております。表記のない場合は規約違反を犯しているという認識が必要です。
会社概要等のページを開くと、空白の画面が表示されて、運営会社や住所、責任者の名前が確認できません。
また、連絡先はメールアドレスのみです。
明らかに、海外の会社が運営していると思われますので、何かトラブルがあった際には日本の法律が適用されずにお金を取り戻すことがとても困難になりそうです。
その際にメールしか連絡手段がないとなると、一層不安になりますね。
そもそも、日本語をしっかりと話せるスタッフが在中しているかどうかも分かりません。
サイトが閉鎖される可能性
まともな会社であれば、会社概要等の詳細を掲載しています。
誰が運営しているかも不明な海外の仮想通貨取引のプラットフォームを、信用する事は難しいですね。
この手のやり口は、ある程度人の募集があり送金された金額が増えてきた時点で、サイトを閉鎖する可能性が高いです。
実際に以前検証した仮想通貨サイトはロマンス詐欺に利用されていました。
最近では、FXを扱うサイトよりも仮想通貨の方が圧倒的に多いです。
仮想通貨の方がより匿名性が高く足がつかないという事が大きな理由の一つでしょう。


上記のサイトはいずれも閉鎖されていて現在は閲覧することが出来ません。
お金を送金してしまっていた人は、お金を取り戻すことが困難な状況です。
近い将来このuniswapx3(ユニスワップ3)も、上記のサイトと同じように閉鎖すると想定できます。
uniswapx3(ユニスワップ3)の実体
このuniswapx3(ユニスワップ3)はSNSで知り合った外国人から紹介されるケースがとても多いようです。
最初は資産運用などの話しはせずに、仲良くなってきたところで投資の話しから、口座開設と資金の送金を執拗に迫ってくるという、典型的なロマンス詐欺の手口です。
もちろん、その外国人はuniswapx3(ユニスワップ3)の関係者です。
また、以前検証したロマンス詐欺案件には特徴があり、いずれも似たようなホームページの作りになっています。
評判が悪くなったら、サイトを閉鎖して名前とデザインを少し変えてすぐに別のサイトを立ち上げて、またSNSを利用して人を募集するのです。
ただ、日に日にサイトの作りが精巧になってきていますので、一見すると大丈夫かなと思ってしまうような作りになってきています。
とにかく、SNSで知り合った人物から、「儲け話がある」「仮想通貨は稼げる」「稼げるから口座開設をして」などという話しをされたらすぐさまブロックする事です。
無登録業者である
たとえ、海外に住所がある業者であったとしても、日本に居住している方に対して、金融商品取引を行う場合には、金融商品取引法が適用され登録することが義務づけられています。
調べてみると、このuniswapx3(ユニスワップ3)は登録されていませんでした。
以前から、海外無登録業者による投資案件のトラブルが多発しています。登録業者なのかどうかについては、金融庁のHPで確認できます。

また、国民生活センターに相談してみるのもいいです。
とにかく、自分ひとりで判断しないように常に注意をしましょう。
口コミ
口コミ検索してみると、実際に100万円もの大金を送金してしまった方がいて、出金できないとの情報があります。
逆に良い口コミなどは全く存在せず、「ロマンス詐欺」「怪しい」「出金できない」といった口コミが多数ありました。
やはり、ロマンス詐欺に使われているプラットフォームだと思って間違いなさそうですね。
どうやって見分けるのか?
情報商材やネット上の副業情報の中には本当に稼げる情報もあると思います。
しかし残念ながら、全く稼げないどころか高額のバックエンド商材を買わされてしまう事もあります。それでも本当に稼げればいいのですが、決して稼げることはないんですね。
私が経験者なので自信をもって言えます(苦笑)
ネット上にある本物の情報を手に入れるのは難しいかも知れませんが、稼げない情報をスルーするスキルは結構簡単に身に付きます。
それは、セールスコピーに書かれている事の「リアルな実績データ」があるのかないのかだけを徹底的に調べる事です。
ここに注目するだけで、まずはダメな商材をスルーする事ができます。
それに加えて、特定商取引法の記載事項の有無の確認を加えていくといいと思います。
uniswapx3(ユニスワップ3)のまとめ
ここまで検証して参りましたが、こちらの商材をおすすめすることはできません。
以下に理由をまとめます。
- 特商法の表記がない
- 無登録業者である
- 出金できないという口コミがある
- 過去のロマンス詐欺案件とホームページの作りが似ている
ロマンス詐欺の被害は増加傾向にあります。
スマホの普及でSNSを利用する人が増えている点とコロナ禍で人との繋がりが希薄になり、SNSでコミュニケーションを取りたいと望む人が増えたことで、被害が増加していると考えられています。
詐欺を働く人間にとってとは、匿名性の高いSNSや、同じく匿名性の高い仮想通貨を扱うことによって、やりやすい環境になっている現実があります。
彼らは一定期間活動したら、サイトを閉鎖してまた別のサイトで同じことを繰り返します。
恐らくこの uniswapx3(ユニスワップ3) も一定期間経過後にサイトは閉鎖されるでしょう。
ただ、こうしてブログ記事に残しておけば、手口を学ぶことが出来ますので、一人でも多くの方が詐欺被害を回避することが出来れば幸いです。
それでは本日はここまでです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
管理人ピリカ