本日は『 SIGMA(シグマ) 森 末蔵 株式会社ロコモーション 』について取り上げたいと思います。
こんにちわ管理人のピリカです。
先に申し上げておくと、情報商材サイトに出品されたり、ネット上に掲載される無料オファーで本当に稼げるものは、ほぼ0です。
何故なら販売者の立場に立って考えるとわかりますが、本当に稼げるのであればわざわざ時間と労力とお金を割いて立派なランディングページを作って販売などしませんよね。
無料オファーの案件にしても、アフィリエイト目的の可能性がとても高いです。
まずはその考えに立って商材を検証していきましょう。
SIGMA(シグマ) の概要
ランディングページの内容
- 激震業界最速トレード
- 若者からお年寄り
- 投資経験がない方
- 忙しくて時間がない方
- 誰でも高収入
- 簡単スマホ操作で毎月1~200万が狙えるシステム
- 5Gを利用した全く新しいトレードシステム
- 今だけシステム利用証、初期費用料が無料
- 今始めれば10万円からトレード開始
といった内容になっています。なんだかどこかで見たことのあるような広告コピーですね(苦笑)
『誰でも』『簡単に』といった言葉が出てきたら要注意です。
それにしても、なんでシステムを利用するのに、10万円をもらえてトレードができるんでしょうかね(苦笑)
逆に怪しく思われるとは考えなかったのでしょうか。
それでは中身を確認していきましょう。
特定商取引法に基づく表記
運営会社 | 株式会社ロコモーション |
運営責任者 | 森 末蔵 |
所在地 | 記載なし |
電話番号 | 記載なし |
メールアドレス | 記載なし |
URL | https://takumi2021.com/lp03/ |
特定商取引法において、インターネット上での取引きには、必ず事業者名、代表者名、住所、連絡先などの表記が義務つけられております。表記のない場合は規約違反を犯しているという認識が必要です。
所在地、電話番号、メールアドレスの記載がありません。法律を守る気がないと思われても仕方ありませんね。
しかも、運営会社に見覚えがあります。
この案件と同じ会社ですね。どういうわけか、責任者の名前は変わっていますが、ランディングページの構成や広告コピーの文言が似ている点からして同じ会社の案件である可能性がとても高いです。

ランディングページの画像も酷似していますね。この『トレードの匠』は稼げない案件でした。
すぐに逃げるためか
何かトラブルがあった時に連絡がつかない可能性がとても高いです。LINEに登録すれば、LINEで連絡が取れそうですが、アカウントを削除されたらもう連絡がつかなくなりますね。
こういった輩は、何かトラブルがあればサイトをたたむか、また別のサイトを作って何事もなくまた同じように募集をするのです。
SIGMA(シグマ) の実体
ランディングページを確認しても、どのようなビジネスモデルなのかがあまりわかりません。システムを使ってトレードをするようですが、実績が掲載されているわけでもないのです。
ランディングページに掲載される情報を絞って登録に誘導する案件はかなり慎重になった方がいいでしょう。
個人情報を抜き取ることを目的にしている可能性もあるからです。
利用者の実績が掲載されていますが、こんなものはいくらでも書けますので全く信用できません。
デモトレードだった
LINEに登録すると、ログインができるURLが送られてきます。
ログインしてみると、10万円が入金されて状態でトレードができるようです。
なぜか、購入ボタンのみしかなく、購入を押すと10分程度でトレードが完了して、資金が増えていきます。
これは間違いなく、勝てるようにプログラムされたデモトレードですね。
トレードの匠と一緒ですし、過去にもデモトレードで資金が増えていくようにみせて、出金するときに手数料を取られるといったものがありました。

トレードの匠の焼き回し
中身を見る限り今回の『SIGMA』はトレードの匠の焼き回しといっていいでしょう。中身がほとんど同じです。
トレードの匠の評判が最悪なので、別のサイトを立ち上げて、別の名前でまた募集を始めたといったところでしょう。
こういった輩は、何度も同じ手口で募集をします。
手口を学ぶことで今後似たような案件に引っかからないよう自衛できるようになります。
高額な手数料を要求される
利益額を出金するためには、LINEに口座情報と個人情報を送る必要があります。
決して口座情報、個人情報を送ってはいけません。個人情報の売買で情報流出の可能性があります。
そして、出金するためには高額な手数料を要求されることが予想されます。
たとえ、手数料を入金したとしても「システムエラーが起きた」「ハッキングを受けた」「手続き中である」といって理由をつけて出金されないのがオチです。
森 末蔵はなにものか
株式会社ロコモーションの責任者である森 末蔵はなにものでしょうか。前作のトレードの匠の時の責任者は田主 和央という人物でしたが、関係性はどういったものなのでしょう。
ネットで検索しましたが、森 末蔵の目立った実績や情報が皆無です。田主 和央とのつながりも不明ですし、どちらも架空人物なのではないでしょうか?
口コミ
口コミ検索してみても良い口コミは見当たりませんでした。本当に稼げるものであれば、それなりの人数の方が利用して利益を出しているはずです。
そうなれば、ネット上に良い口コミが上がっていもおかしくありません。
それが皆無となると、推して知るべしといったところでしょうか(苦笑)
どうやって見分けるのか?
情報商材やネット上の副業情報の中には本当に稼げる情報もあると思います。
しかし残念ながら、全く稼げないどころか高額のバックエンド商材を買わされてしまう事もあります。それでも本当に稼げればいいのですが、決して稼げることはないんですね。
私が経験者なので自信をもって言えます(苦笑)
ネット上にある本物の情報を手に入れるのは難しいかも知れませんが、稼げない情報をスルーするスキルは結構簡単に身に付きます。
それは、セールスコピーに書かれている事の「リアルな実績データ」があるのかないのかだけを徹底的に調べる事です。
ここに注目するだけで、まずはダメな商材をスルーする事ができます。
それに加えて、特定商取引法の記載事項の有無の確認を加えていくといいと思います。
SIGMA(シグマ) のまとめ
ここまで検証して参りましたが、こちらの商材をおすすめすることはできません。
- 特商法の記載に不備がある
- システムトレードの実績データが皆無
- 良い口コミがない
- トレードの匠の焼き回しの可能性が高い
- 出金などできない
- デモトレードである
システムトレードを検討する際は、少なくとも5年以上、できれば10年間の正確なバックテストデータが必要です。そして、バックテストはあくまでも過去の相場に対してどうだったかを調べるだけですから、1年以上のフォワード実績をみてから慎重に判断したいです。
また、永遠にシステムが相場に対して優位性を持つことはありません。
ですから、随時アップデートを行ってくれるサポート体制がないと不安です。
そういう意味で、前作の焼き回しのようなシステムで、しかもバックテストデータやフォワードデータもないこのシステムを信用はできません。
このシステムを使っても相場で勝つことはできません。
もっと言えば購入を検討する価値もないシステムです。
それでは本日はここまでです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
管理人ピリカ