本日は『 LIGHT STAFF(ライトスタッフ) 』について取り上げたいと思います。
こんにちわ管理人のピリカです。
先に申し上げておくと、情報商材サイトに出品されたり、ネット上に掲載されるオファーで本当に稼げるものは、ほぼ0です。
何故なら販売者の立場に立って考えるとわかりますが、本当に稼げるのであればわざわざ時間と労力とお金を割いて立派なランディングページを作って販売などしませんよね。
無料オファーの案件にしても、アフィリエイト目的の可能性がとても高いです。
まずはその考えに立って商材を検証していきましょう。
ちなみに、私もかなり多くの情報商材にお金を使ってきた過去があり、そして最後には壮大な金融詐欺でお金を失った経験があります。(泣)
そのエピソードはプロフィールにまとめていますので、良かったらご覧ください。
LIGHT STAFF(ライトスタッフ)の概要
LIGHT STAFF(ライトスタッフ)は気軽に副収入を得られると謳う副業のようです。
スマホですぐに始められてすぐに報酬が受け取れ、しかも初月から35万円の副収入を得られるスキームのようです。
これが本当ならば、本業にしていいレベルの話しですね。
登録者の7割が初月で25万円以上の収入を得ているそうです。
スマホと銀行口座だけ用意すれば、年齢、性別、職歴などは一切不問のようです。
「お金を稼げる副業をあなたのスマホに」と謳っているので、何か副業案件が送られてくるのではないでしょうか?
過去に検証したこの手の案件も、結局は稼げない案件を大量に送り付けてくる、アフィリエイト目的のものばかりでした。
もし本当にたったこれだけの作業で、月収30万円以上を得られるのであれば誰でも参加しますね。
これまでに、152名の方がこの副業を実践して100万円を稼ぐ事に成功しているようです。
よくみると、FXの取引ツールであるMT4の画面が掲載されていますね。
ビジネスモデルはFX取引なのでしょうか?
ここまでランディングページを見てきても、具体的にどのような事をして稼ぐのか説明がありません。
良くある質問が掲載されていますが、具体的なビジネスモデルを質問してくる人はいないのでしょうか?(苦笑)
それでは、特商法の表記を確認していきましょう。
特定商取引法に基づく表記
販売事業者 | LIGHT STAFF運営事務局 |
---|---|
運営責任者 | 記載なし |
所在地 | 記載なし |
電話番号 | 記載なし |
メールアドレス | info@third-pg.jp |
URL | https://third-pg.jp/lp/lightstaff_lp01/index.html |
特定商取引法において、インターネットを利用した通信販売などを行う際は、事業者名、代表者名、住所、連絡先などの表記が義務つけられております。表記のない場合は規約違反を犯しているという認識が必要です。
こちらの案件に、責任者名や住所、電話番号の記載もありませんでした。
これでは、何かトラブルが起きた際にすぐに連絡がつかない事態が想定できます。
メールだけでは問い合わせしても返信に時間がかかり、トラブル解決に相当な時間がかかってしまうという状況に陥る可能性が高いです。
この時点で、この案件に参加する事は勧める事はできません。
また、特定商取引法とは消費者を守るための法律です。記載がしっかりしているからと言って、稼げる案件という事にはなりませんが、少なくとも表記がしっかりしていない案件は信頼度が著しく低くなりますので要注意です。
LIGHT STAFF(ライトスタッフ)の実態
それでは、中身を詳しく確認するために登録検証をしていきます。
まず、メールアドレスを登録すると、LINEの登録画面が表示されます。
LINEに登録すると以下のようなメッセージが送られてきます。
登録したお礼と称して、稼げると謳う副業案件を紹介されます。
送られてくる副業案件が稼げるかどうかの詳細な実績データは提示されません。
とにかく、文字だけで「月収35万円稼げる」としか説明がなく、具体的なデータは全くないですね。
その後も、どんどんメッセージが送られてきますが、どれも副業案件を送ってくるばかりです。
この手口はオプトインアフィリエイトですね。
オプトインアフィリエイトの可能性が高い
利用者が紹介した案件に登録するとアフィリエイターに報酬が入る仕組みです。
とにかく、利用者にアカウント登録をしてもらえれば紹介業者に報酬が入るので、紹介する案件が稼げるかどうかなど全く考えていません。
そのため、稼げているという詳細な実績データなどは提示されない事がほとんどです。
以前検証した案件と同じ業者の可能性
ランディングページの構成や登録後に送られてくるメッセージの内容に見覚えがあるなと思っていたところ、先日検証した「パーソナル在宅ワーカー」と同じメールアドレスである事が判明しました。

パーソナル在宅ワーカーも、今回のLIGHT STAFF(ライトスタッフ)と同様に、詳しいビジネスモデルの説明はなく、LINE登録後にアフィリエイト目的の副業案件が延々と送られてきます。
口コミ
ランディングページには、これまでに152名の方が実践して稼いでいると説明がありました。
そうであれば、少なからず実践者のリアルな口コミがネットに上がっていると想像できます。
そこで、ネットで検索をしてみたのですが、利用者と思われる方のリアルな口コミは見つかりませんでした。
こうなってくると、ランディングページに記載されている、152名の実践者が本当に存在するのか疑わしくなりますね。
どうやって見分けるのか?
情報商材やネット上の副業情報の中には本当に稼げる情報もあると思います。
しかし残念ながら、全く稼げないどころか高額のバックエンド商材を買わされてしまう事もあります。それでも本当に稼げればいいのですが、決して稼げることはないんですね。
私が経験者なので自信をもって言えます(苦笑)
ネット上にある本物の情報を手に入れるのは難しいかも知れませんが、稼げない情報をスルーするスキルは結構簡単に身に付きます。
それは、セールスコピーに書かれている事の「リアルな実績データ」があるのかないのかだけを徹底的に調べる事です。
ここに注目するだけで、まずはダメな商材をスルーする事ができます。
それに加えて、特定商取引法の記載事項の有無の確認を加えていくといいと思います。
LIGHT STAFF(ライトスタッフ) のまとめ
ここまで検証して参りましたが、こちらの商材をおすすめすることはできません。
以下に理由をまとめます。
- 特商法の表記に不備があり信用度が低い
- ビジネスモデルや稼げるという具体的なデータがない
- 良い口コミが全く見当たらない
- 過去に検証した案件と同一業者の可能性が高い
こちらのブログでは以前からお伝えしている通り、こういった手口の案件は様々なページを作り、利用者を募集します。
登録してみるとわかりますが、中身は完全にアフィリエイト目的である事が明白です。
今回のLIGHT STAFF(ライトスタッフ)は以前検証した案件と同一の業者であることが判明しています。わざわざ複数のページを作って利用者を募集しなければいけない理由はアフィリエイト目的の可能性がとても高いからですね。
運営側の立場になって考えてみるとわかりやすいと思います。
本当に稼げる案件であるのならば、人知れず淡々と自分で稼げばいいのです。
もし、LIGHT STAFF(ライトスタッフ)のランディングページを見て稼げそうだと思ってしまった方は要注意です。
「簡単に」「誰でも」「沢山稼げる」というキーワードが入っていたらまずは疑ってかかりましょう。
それでは本日はここまでです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
管理人ピリカ