本日は『 FUKUMO(フクモ) 』について取り上げたいと思います。
こんにちわ管理人のピリカです。
緊急事態宣言が続いていますが、飲食店での規制緩和に向けても動き出しているようです。
- 第三者認証制度で認証を受けた飲食店においては、営業時間等の制限を緩和
- ワクチン・検査パッケージを利用したグループの会食については人数制限を緩和
居酒屋などの飲食店は、様々な人が集まりますから対応がとても難しそうですね。
早く、気兼ねなく居酒屋でビールと焼き鳥を楽しみたいものです。
さて、本日も商材の検証をしていきましょう。
先に申し上げておくと、情報商材サイトに出品されたり、ネット上に掲載される無料オファーで本当に稼げるものは、ほぼ0です。
何故なら販売者の立場に立って考えるとわかりますが、本当に稼げるのであればわざわざ時間と労力とお金を割いて立派なランディングページを作って販売などしませんよね。
無料オファーの案件にしても、アフィリエイト目的の可能性がとても高いです。
まずはその考えに立って商材を検証していきましょう。
FUKUMO(フクモ)の概要
ランディングページの内容
現金が最大10万円も当たるようです。ハズレ無しで必ず当たるようですね。
なんとも太っ腹の企画です。
さらに副業大賞、顧客満足度大賞、顧客口コミ大賞を受賞しているようです。
しかし、これは一体どこが主催している賞なのでしょうか?しっかりした証拠を見せていただきたいものです。
書くだけなら、誰でも出来てしまいますからね。
特定商取引法に基づく表記
販売会社 | ART WORK MEDIA LIMITED[アートワークメディアリミテッド] |
---|---|
販売責任者 | Fong Siu Pui |
所在地 | Flat 1425,14/F,Wang Hong House,Lok Fu Estate,Lok Fu,HK |
メールアドレス | [email protected] |
電話番号 | 03-6912-6159 |
URL | https://fukumo.one/page/azza?adcode=cr005 |
特定商取引法において、インターネットを利用した通信販売などを行う際は、事業者名、代表者名、住所、連絡先などの表記が義務つけられております。表記のない場合は規約違反を犯しているという認識が必要です。
ランディングページのどこにも特商法の表記が存在しませんでした。が、後ほど解説する別のページに表記がありました。
LINEに登録しないと特商法の表記を利用者に見せないというのも随分不親切ですね。
悪いことをする人間というものは、隠そうとする性質がありますので特商法の表記をランディングページに記載しないという事は、何か後ろめたいことがあるのではと疑われても仕方がありませんね。
また、責任者の名前は外国人の名前ですし、住所が香港になっていますが、電話番号が東京の市外局番になっています。
なんとも不信な点が多いですね。
海外の会社だと日本の法律が適用されない
会社が海外にあるようですから、日本の法律が適用されません。
何かトラブルがあった際には問題解決までにとても困難な状況になりかねませんし、もしかすると問題が解決しない可能性も低くはありません。
ちなみに、以前検証した案件にも、住所が海外で電話が東京の案件がありましたが稼げない案件でした。

FUKUMO(フクモ)の実態
登録してみる
LINEに登録するとメッセージが送られてきてその中にあるURLをクリックすると以下のようなページが表示されます
何やら、副業を始めるにあたり、FUKUMO e-TEXT なるものを、3,000円で購入しなければいけないようです。
そもそも、ビジネスモデルの説明が全くされていない状態で、何故テキストを購入しなければいけないの?(苦笑)
そういえば、LINEに登録するとハズレ無しで必ず現金が当たると記載されていたけど、あの話しはどこに行ってしまったのでしょう?(苦笑)
まぁ、最初から期待はしていませんでしたが、現金が必ず当たると記載しておきながらその後に全くそのことに触れずに、教材を購入させようとするなんて明らかに誇大広告ですし悪質すぎます。
返金保証制度は本当か?
FUKUMO(フクモ)には返金保証制度があるようですが、その内容は1か月間取り組んで1円も稼げなかった時のみだそうです。
これでは、運営側は「テキスト通りに取り組んでいない」などと言ったり、1円でも運営側が報酬を出してしまえば返金保証は受ける事はできなくなります。
実質、返金保証制度は存在しないも同然ですね。
高額なバックエンド商材の可能性
さらには、「より効率的に稼ぐにはさらに高額な有料商材がお勧め」などと、バックエンド商材を勧誘してくる可能性もあります。
最初はあまり高額ではない金額で興味付けさせて、のちに高額商材に誘導する事はネット商材では本当によくあるパターンです。
一応、この点も警戒しておきましょう。
口コミ
ランディングページには、2021年上半期顧客口コミ大賞を受賞したと明確に記載されていますので、さぞかし良い口コミに溢れているのだろうと検索をしてみましたが、リアルな良い口コミは見つかりませんでした。
本当に稼げるものであれば、それなりの人数の方が利用して利益を出しているはずです。
そうなれば、ネット上に良い口コミが上がっていもおかしくありません。
それが皆無となると、推して知るべしといったところでしょうか(苦笑)
ステマサイトが多い
ネットを検索をしていてると、過剰に賞賛するような良い内容が書かれているサイトが沢山検索にヒットしますが、それはステマサイトの可能性が高いでしょう。
ステマサイトの特徴は絶対に自分で試してないであろう事がわかるほど内容が薄く、ただ「良いかも」や「稼げる」と宣伝して利用させようとするものばかりです。
これは、アフィリエイト報酬目的につくられたペラペラなサイトですので、直ぐに閉じて構いません。なんのメリットもないです。
さらに言うと、アフィリエイト報酬を支払ってまで宣伝をしないと利用者を獲得できない案件という見方もできます。
もしかすると、このステマサイトを大量に作らせて、期顧客口コミ大賞を受賞の信ぴょう性を高めようとしているのでしょうか?
なんとも、姑息なやり方で不愉快ですね。
どうやって見分けるのか?
情報商材やネット上の副業情報の中には本当に稼げる情報もあると思います。
しかし残念ながら、全く稼げないどころか高額のバックエンド商材を買わされてしまう事もあります。それでも本当に稼げればいいのですが、決して稼げることはないんですね。
私が経験者なので自信をもって言えます(苦笑)
ネット上にある本物の情報を手に入れるのは難しいかも知れませんが、稼げない情報をスルーするスキルは結構簡単に身に付きます。
それは、セールスコピーに書かれている事の「リアルな実績データ」があるのかないのかだけを徹底的に調べる事です。
ここに注目するだけで、まずはダメな商材をスルーする事ができます。
それに加えて、特定商取引法の記載事項の有無の確認を加えていくといいと思います。
FUKUMO(フクモ) のまとめ
ここまで検証して参りましたが、こちらの商材をおすすめすることはできません。
以下に理由をまとめます。
- 特商法の表記がない
- ビジネスモデルが全く不明
- 海外の会社が運営しており不信な点が多い
- 良い口コミがない
- ステマサイトが多い
現金が当たるなどと言っておきながら、LINEに登録した後はその事には全く触れずに教材の販売を促してきました。
この時点で、このFUKUMO(フクモ)の運営者は嘘をついています。
責任者が外国人の名前で、もはや読み方も不明です。
果たしてこの人物が実在する人物かすら疑わしいですね。
そもそも、明らかに日本人向けに書かれたオファーを何故、香港の会社が運営しているのでしょうか?
これは私の推測ですが、運営しているのは日本人だと思います。
会社や住所、責任者の名前は全てでっちあげでしょう。
何はともあれ、嘘をつくような人物が提供する副業で稼げるとは到底思えませんし、わざわざ怪しい海外の会社名を出しているオファーに手を出す必要は全くなし。
登録する価値はゼロですね。
それでは本日はここまでです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
管理人ピリカ