本日は『 自動学習リサーチAI転売システム 』について取り上げたいと思います。
こんにちわ管理人のピリカです。
ハンカチ王子の斎藤佑樹投手の引退試合がありましたね。
残念ながら、最後はフォアボールで終わってしまいましたが。
観客の皆さんからの温かい拍手を見ると愛された選手だったことが良くわかります。
斎藤佑樹選手、本当にお疲れさまでした。
さて、本日も検証をしていきます。
先に申し上げておくと、情報商材サイトに出品されたり、ネット上に掲載されるオファーで本当に稼げるものは、ほぼ0です。
何故なら販売者の立場に立って考えるとわかりますが、本当に稼げるのであればわざわざ時間と労力とお金を割いて立派なランディングページを作って販売などしませんよね。
無料オファーの案件にしても、アフィリエイト目的の可能性がとても高いです。
まずはその考えに立って商材を検証していきましょう。
ちなみに、私もかなり多くの情報商材にお金を使ってきた過去があり、そして最後には壮大な金融詐欺でお金を失った経験があります。(泣)
そのエピソードはプロフィールにまとめていますので、良かったらご覧ください。
自動学習リサーチAI転売システムの概要
今回検証する、自動学習リサーチAI転売システムは転売で利益が見込める商品を、ロボットが自動で探し出してくれるというシステムのようです。
利用者実績で1か月で平均64万円稼いだと紹介されていますね。
これが本当ならば凄い事ですね。1か月64万円も稼げたらならば、もはや副業の域を超えています。
なんと、定価198,000円もするそのAIシステムを完全無料でプレゼントをしているそうです。
なんとも太っ腹の企画ですが、本当に最後まで無料で利用できるのでしょうか?
こんな検証を続けていると、「無料」の文字に警戒してしまうようになってしまいます(苦笑)
ランディングページに張り付けられている動画の中では、転売ビジネスはAIを使わないと稼げないと断言されています。
相当、このAIシステムに自信があるようです。
それでは、中身を詳しく見ていきましょう。
まずは、特商法の表記を確認していきます。
特定商取引法に基づく表記
販売業者 | AI転売システム運営事務局 |
---|---|
販売責任者 | 畑圭佑 |
所在地 | 記載なし |
電話番号 | 記載なし |
メールアドレス | [email protected] |
販売URL | https://1stdearing.com/youtube/ |
特定商取引法において、インターネットを利用した通信販売などを行う際は、事業者名、代表者名、住所、連絡先などの表記が義務つけられております。表記のない場合は規約違反を犯しているという認識が必要です。
所在地、電話番号の記載がありませんでした。
何かトラブルがあった際に、電話連絡が出来ないのはとても不安になりますね。
やはり、運営側のリアルな声を聴ける環境はとても大事だと思います。
また、特定商取引法とは消費者を守るための法律です。記載がしっかりしているからと言って、稼げる案件という事にはなりませんが、少なくとも表記がしっかりしていない案件は信頼度が著しく低くなりますので要注意です。
畑圭佑とはなにものなのか?
それでは、このAI転売システムを開発されたとされる、責任者の畑圭佑とはいったいどのような人物なのでしょうか。
ランディングページに自己紹介が掲載されていました。
どうやら、ネットビジネスで稼げずに転売ビジネスにたどり着いたようです。
今ではビジネス指導などの活動も行っているようです。
この自己紹介文によると、今では月収500万円を稼いでいるようです。
しかし、ここに書かれている情報を、鵜呑みにすることはできませんね。
システムの開発やビジネススクールを行っているのならば、ネットで畑圭佑の実績が上がっているはずですね。
しかし、畑圭佑の実績を調べてみても全くそれらしい実績が見つかりませんでした。
口コミ
一方で、実践者が平均して月に64万円も稼いでいるのならば、利用者の方がリアルな口コミを掲載していてもおかしくありません。
そこで、実際に利用している方の口コミを探してみましたが、稼いでいるという口コミはみつかりませんでした。
逆に「怪しい」「詐欺だ」「稼げない」と言った批判的なサイトば数多く検索にヒットしました。
火のない所に煙は立たぬと言いますが、これだけ批判されるという事は本当に稼げると判断する事は難しいですね。
それでは、実際に登録をしてどういったビジネスモデルなのか実態を調査していきます。
自動学習リサーチAI転売システムの実態
それでは、実際に登録をして中身を確認していきます。
直接LINEに登録するのではなくて、一度メールアドレスを登録する必要があります。
すると画面が切り替わり、LINEに登録しなければ無料プレゼント権利が得られないと迫られます。
LINEに登録すると、以下のようなメッセージが届きます。
送られてくる動画にはこの自動学習リサーチAI転売システムを使って、利用者の方がいかに稼げるようになったかを対談形式で説明しています。
こういった動画も鵜呑みにしてはいけません。
こういった動画に出演して演技をするお仕事が実際に存在します。
本当の利用者なのかどうかは、運営側が用意した動画からは判断できないです。
さらに、フリマリセールクラブなるサロンのようなものに加盟するよう勧めてきます。
うーん、この流れは高額なバックエンド商材の可能性が高まってきますね。
当初、無料と謳っておいて、より効率的に稼げるようになるためには、「有料のシステムがあります」といった形で勧誘してくるパターンです。
よく冷静になって考えてみると、AIシステムやサロンのような情報提供の場を完全に無料で提供すれば運営側は完全に赤字になってしまいます。
どこかで、それらのコストを回収する必要があるのは間違いありません。
誇大広告の可能性
送られてくるLINEのメッセージの中に
『【100%飽和しない!】利用者全員が稼げる』 という文言があります。
一方で、特商法の表記やランディングページにも記載がありますが、利益を保証しているものではないとはっきり明記されているんですね。
表現、及び商品に関する注意書き | 本キャンペーンに示された表現や再現性には個人差があり、必ずしも利益や効果を保証したものではございません。 |
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これは、完全に矛盾していまね。煽り文句に惑わされないように注意が必要です。
運営側が用意した動画で利用者とされる方の稼げたという話しだけで、本当に稼げている確かな実績データがどこにも存在しない件も気になります。
どうやって見分けるのか?
情報商材やネット上の副業情報の中には本当に稼げる情報もあると思います。
しかし残念ながら、全く稼げないどころか高額のバックエンド商材を買わされてしまう事もあります。それでも本当に稼げればいいのですが、決して稼げることはないんですね。
私が経験者なので自信をもって言えます(苦笑)
ネット上にある本物の情報を手に入れるのは難しいかも知れませんが、稼げない情報をスルーするスキルは結構簡単に身に付きます。
それは、セールスコピーに書かれている事の「リアルな実績データ」があるのかないのかだけを徹底的に調べる事です。
ここに注目するだけで、まずはダメな商材をスルーする事ができます。
それに加えて、特定商取引法の記載事項の有無の確認を加えていくといいと思います。
自動学習リサーチAI転売システム のまとめ
ここまで検証して参りましたが、こちらの商材をおすすめすることはできません。
以下に理由をまとめます。
- 特商法の表記に不備があり信用度が低い
- 稼げるとしながら、必ずしも稼げないと明記してあり矛盾している
- 実践している方のリアルな口コミがない
- 流れ的に高額なバックエンド商材が控えている可能性がある
この手の商材は、「無料」という言葉で興味を持たせておき、商品紹介動画などをみさせて、色々なアカウントに登録をさせていきます。
散々、稼げますというアピールをした上で、最後には有料商材を紹介してくるパターンがとても多いです。
また、何故198,000円もするようなシステムを無料で提供するのかを考えると、運営側がどのような事を考えて誘導しているのかが透けて見えてきます。
もし、自分だったら本当に稼げるシステムならば、おおっぴらに募集せずに密かに自分一人で使うか、人に教えるしても親しい友人数人程度にします。
そもそも、ロボットに任せるだけで稼げる商品を探し出すことが出来るという事は、そのシステムを利用した人全員が同じような商品を販売する事になり、市場原理が働き結局すぐに稼げない商品に成り下がってしまいます。
インターネットで広く募集しているような情報で誰でも稼げる副業というものは存在しないと考えておいた方が良いでしょう。
それでは本日はここまでです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
管理人ピリカ