こんにちわ管理人のピリカです。
さて本日は『孤独のエフエックス(FX)』という商材について取り上げたいと思います。
先に申し上げておくと、情報商材サイトに出品されたり、ネット上に掲載される無料オファーで本当に稼げるものは、ほぼ0です。
何故なら販売者の立場に立って考えるとわかりますが、本当に稼げるのであればわざわざ時間と労力とお金を割いて立派なランディングページを作って販売などしませんよね。
無料オファーの案件にしても、アフィリエイト目的の可能性がとても高いです。
まずはその考えに立って商材を検証していきましょう。
●商材の概要
まずはランディングページから概要です。
「 自動売買EA のバックテストのパフォーマンスがいくら良くてもリアルでは役に立たない! 」
「 バックテストと実トレードの乖離が激しく、結局、多くの資金を失った… 自動売買EA は信用できない!! 」
この様な 自動売買EA に対するご意見をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
ただ、すみません…
失礼を承知の上で その様なご意見をお持ちの方にお聞きしますが、
「 リアル稼働させるだけの価値がその 自動売買EA に存在するかどうかの詳細な検証を行うことなく、
自動売買EA を購入された際の販売ページの謳い文句やバックテストのパフォーマンスを鵜呑みにし、
何も考えずリアル稼働されているとかはありませんよね? 」
こちらはEAになりますが、開発者の田中武志はバックテストデータだけを鵜呑みにしてはいけないと言っています。確かにその通りです。
そのことを理解している開発者なのであれば、しっかりしたデータを提供してくれることを期待できますね!
それでは中身を検証していきましょう。
●特定商取引法に基づく表記
販売者 | 田中 武志 |
---|---|
所在地 | 〒680-0941 鳥取県鳥取市湖山町北6-436 |
電話番号 | 090-4653-2259 |
メールアドレス | [email protected] |
販売URL | http://indicator.mond.jp/infotop/knf/knf.html |
特定商取引法において、インターネット上での取引きには、必ず事業者名、代表者名、住所、連絡先などの表記が義務つけられております。表記のない場合は規約違反を犯しているという認識が必要です。
表記については問題がないと思います。ただし、当たり前ですが特定商取引法に基づく表記があるからといって稼げる商材とは限りませんのでご注意ください。
●商材『孤独のエフエックス(FX)』について
開発者の田中武志はEAはバックテストだけでは、実トレードと乖離してしまうとランディングページ暴騰で熱く語っています。
しかし、残念ながらこちらのEAもバックテストの画像を張り付けただけで、現在進行形で稼げているのかを確かめる、フォワード実績が一切ありません。
よって、こちらのEAも過去の相場では稼げたけど、これからの相場で稼げるかどうかは一切不明という事になります。
そして、バックテストデータだけを鵜呑みにして稼働してしまうと痛い目をみると、開発者の田中武志も言っています(苦笑)
残念ながら、開発者自身がこの『孤独のエフエックス(FX)』を否定してしまっていますね。
口コミを確認していきましょう。
●ネタバレ・評判・評価について
「自動売買のEAを販売して稼ぐ事」を目的としている業者などは、
『(過去の相場では)これくらい勝てている自動売買EAです!』
という形で「ひとまずの有効性」をアピールする事さえできれば、
それこそ「情報商材」などの形で売り捌く事は十分にできてしまいます。実際の相場では、全く通用していないような自動売買EAでも、
あたかも稼げる自動売買EAのように装って売り出せるわけですね。そういった点で、この『自動売買EA孤独のエフエックス(FX)』に関しては、
・過去の相場を対象とするバックテストの結果だけが公開されている
・実際の相場を対象とするパフォーマンスが公開されていないという時点で、やはり実際の相場の値動きには通用していない、
あくまでも「販売目的」で作り出された自動売買EAの可能性があります。
この「自動売買EA孤独のエフエックス(FX)」の販売ページの冒頭には、
・バックテストのパフォーマンスが良くてもリアルでは役に立たない自動売買EA
・バックテストと実トレードの乖離が激しい自動売買EAこのような自動売買EAを否定するような一文が見受けられるのですが、何故か、そこに掲載されているのは、やはり「バックテストの結果」のみで。
・リアルトレードの結果やパフォーマンス
・バックテストの結果とフォワードテストの結果の比較(乖離の有無)このようなものを示すトレード実績やデータは何1つ公開されていません。
引用:http://tousikaxkondou.com/?p=633
数々の実績画像がLPには掲載されているものの、その全てはバックテストの結果でしかありません。
実際に稼働させて得た実績画像ではないのです。
あれだけバックテストの結果との乖離を否定するならば、自信は実際に稼働させたうえでの実績を公開するのが筋ではないでしょうか?
なにせ田中武志は自分で「自動売買EAのバックテストのパフォーマンスがいくら良くてもリアルでは役に立たない! 」と断言しているんですよ?
その中で、結局は田中武志もバックテストしか掲載しない…。
自己矛盾もいいところですね。
この手の自動売買ツール(EA)にあたるものは、、
過去の相場(値動き)に対するバックテストを繰り返しながら、「このようなルールで売買をしていれば勝てていた」
というロジックを作り上げながら開発していくのが一般的です。
それがチャート分析(テクニカル分析)に基づくロジックである以上、
テクニカル分析 = 過去の相場(値動き)の分析
ですから、このような自動売買EAのロジックは、当然の理屈として、
過去の相場(値動き)を対象に作り上げていくのが「普通」なわけです。まずはバックテストの結果が良好になるロジックを作り出すわけですね。
よって、このような自動売買EAの「バックテストの結果」にあたるものは、
開発の過程で良好なパフォーマンスにしていくのが普通なわけですから、『バックテストの結果やパフォーマンスは良好で当たり前』
なわけです。
引用:https://fx-traderxxx1104.net/?p=729
●『孤独のエフエックス(FX)』のまとめ
ここまで検証して参りましたが、こちらの商材をおすすめすることはできません。
開発者自身が、バックテストデータだけのEAは信用に値しないと言っている以上、このEAも信用に値しないという事でしょう(苦笑)
EAを検討するためには、最低でも10年以上の正確なバックテストデータと1年以上のフォワード実績データが必要になります。
その2つを満たしていて初めて、検討すべきEAとなるという事を頭に入れておきましょう
今後も、EA販売業者からの勧誘を目にする機会があると思いますが、広告コピーなどみずに、まずはバックテストデータとフォワード実績が正確にしっかりと、見やすく提示されているかのみを確認するようにします。
それがあって初めて、内容を読み込んで判断していくようにすれば、ダメEAをつかまされる事は格段に少なると思います。
それでは本日はここまでです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
管理人ピリカ