本日は株式会社BANKER6 鈴木正行の【 在宅自動収入キット 】について取り上げたいと思います。
こんにちわ管理人のピリカです。
先に申し上げておくと、情報商材サイトに出品されたり、ネット上に掲載される無料オファーで本当に稼げるものは、ほぼ0です。
何故なら販売者の立場に立って考えるとわかりますが、本当に稼げるのであればわざわざ時間と労力とお金を割いて立派なランディングページを作って販売などしませんよね。
無料オファーの案件にしても、アフィリエイト目的の可能性がとても高いです。
まずはその考えに立って商材を検証していきましょう。
在宅自動収入キットの概要
ランディングページの内容
- 中国輸入ビジネス
- 1日1時間で月収100万円
- NHKでも紹介されて信頼性抜群
- 月500万、1000万も狙える
- 知識・スキル・経験一切不要
- 自動的に収入が入る仕組み
- 3000名の実績
- 稼げる保証付き
といった内容になっています。中国輸入ビジネスは最近で動画を見ていても、しきりに広告動画でお勧めしてきますね。
本当にここに書かれているように、スキルも不要で月収100万円が自動で稼げるようになるのでしょうか?
3000名の実績があるそうなので、その裏付けデータなどもあるといいのですが。
それでは、中身を見ていきましょう。
特定商取引法に基づく表記
販売事業者名 | 株式会社BANKER6 |
---|---|
販売事業者所在地 | 愛知県名古屋市名駅2丁目9–14 第15平松OFFICE3F |
電話番号 | 052-756-3733 |
運営統括責任者 | 下田 隆 |
メールアドレス | 記載なし |
販売URL / 企業ホームページ | https://lightn.jp/suzuki/lp/lp1/ / http://banker6.biz/ |
特定商取引法において、インターネットを利用した通信販売などを行う際は、事業者名、代表者名、住所、連絡先などの表記が義務つけられております。表記のない場合は規約違反を犯しているという認識が必要です。
メールアドレスの記載がありません。企業ホームページにはメールアドレスが記載されているかと思い確認しましたがありませんでした。
現代でビジネスをするのであれば、メールアドレスは必須のように思いますが、株式会社BANKER6はどのように考えているのでしょうか?
【在宅自動収入キット】の実態
NHKでの放送は確かにされたみたいですが、中国輸入ビジネス自体にスポットがあたった話であって、鈴木正行のノウハウが特集されたわけではありません。
また、中国輸入ビジネスは急成長を遂げた分野ですが、もう注目されてから10年は経っています。
アフィリエイトもそうですが、流行り始めたころから取り組んだ人はかなりの収益を得たと思いますが、現状アフィリエイトで収益を得るのはかなり難しいのが現状です。
中国輸入ビジネスもビジネスである以上、同じような状況になっていてもおかしくありません。
このようにノウハウがネット上に公開されてきた時点で、ビジネスの旬は過ぎ去っている可能性があります。
その点を考慮して慎重に検証していきましょう。
どういったビジネスモデルなのか
やることはシンプルですね。中国から商品を仕入れて、ネット上で販売するだけです。
「やれば誰でも出来る」
と言っても過言ではないほど
再現性が極めて高い手法なのです。
ランディングページの中でもこのように謳っています。
もちろん、どんな商品でも仕入れれば売れるという訳ではないでしょうから、どういった商品を仕入れるといいかなどをマニュアルで公開してくれているのでしょう。
プロダクトローンチで囲い込み
登録すると、合計3本の解説動画が閲覧できるようになります。
情報を小出しにしていく、プロダクトローンチという手法を使って、このオファーが稼げるものだという意識を閲覧者に植え付けていくわけです。
その動画ないで明かされているのですが、「アリババ」で商品を購入して「ヤフオク」「Amazon」で販売するそうです。
在宅自動収入キットでは、利益率が高い商品を検索するサイトが用意されていて、そこから商品を選別してアリババで購入するようです。
Amazonで出品がされていないか検索したうえで、商品を仕入れればライバルもいなく有利に販売ができるとのことが説明されてます。
確かに、理にかなっているように見えますが、このノウハウを使う人は全員ライバルになりますよね(苦笑)
この手のノウハウ公開系のオファーは、『ライバル不在』『誰でも稼げるようになる』と謳っていますが、ノウハウ公開した以上ライバルが大勢いる状態での戦いに巻き込まれることになります。
ですから、全員が簡単に稼げるようになるとは思えません。
特商法にもそのことが書かれている
実際、在宅自動収入キットの特商法の記載欄に以下のような注意書きがあります。
表現、及び商品に関する 注意書き |
本商品に示された表現や再現性には個人差があり、 必ずしも利益や効果を保証したものではございません。 |
---|
ランディングページに書かれている文言からする肩透かしにあった気分ですね(苦笑)
高額なバックエンド商材の存在
動画の最後には、案の定有料商材の案内がされました。
『自動収入ビルダーズ』というコミュニティです。
- 参加費用 398,000円!
- 販売開始直後からの4時間は 298,000円
- 一括払い特別価格 248,000円
- (全て税抜き価格)
とても高額な部類に入りますね。
果たして、このコミュニティに入って元がとれるのか不明です。
株式会社BANKER6 下田隆は過去にもレビュー
株式会社BANKER6 下田隆が関わった案件は過去にもレビューしています。



いずれも稼げない案件として紹介しました。また、やはり高額バックエンド商材が用意されていて、今回の在宅自動収入キットも同じ手口だということがわかります。
鈴木正行とは何者なのか?
ネットで検索すると、鈴木正行は「在宅中国貿易」という物販スクールを創設しており、卒業生は累計で3,150人を超えるそうです。
「在宅中国貿易」についてネットで検索してみたのですが、リアルな実践者の声が見つかりませんでした(汗)
本当に鈴木正行は在宅中国貿易で稼いでいるのでしょうか?
本当に稼いでいるのであれば、もっと注目を浴びても良さそうなものですが。
これでは実績があるとはいいがたいですね。
口コミ・実績
ランディングページに教え子の実績として画像が掲載されていますが、これはいくらでも作れてしまいますのでこの画像データを実績と言われてもそれだけでは信用はできません。
3000名もの実績者がいるのであれば、それなりの人数の方が、リアルな口コミとしてネット上に報告していてもおかしくありません。
しかし、口コミ検索してみても、『稼げている』といった良い口コミは見当たりませんでした。
どうやって見分けるのか?
情報商材やネット上の副業情報の中には本当に稼げる情報もあると思います。
しかし残念ながら、全く稼げないどころか高額のバックエンド商材を買わされてしまう事もあります。それでも本当に稼げればいいのですが、決して稼げることはないんですね。
私が経験者なので自信をもって言えます(苦笑)
ネット上にある本物の情報を手に入れるのは難しいかも知れませんが、稼げない情報をスルーするスキルは結構簡単に身に付きます。
それは、セールスコピーに書かれている事の「リアルな実績データ」があるのかないのかだけを徹底的に調べる事です。
ここに注目するだけで、まずはダメな商材をスルーする事ができます。
それに加えて、特定商取引法の記載事項の有無の確認を加えていくといいと思います。
【在宅自動収入キット】のまとめ
ここまで検証して参りましたが、こちらの商材をおすすめすることはできません。
以下に理由をまとめます。
- リアルな実績データがない
- 良い口コミが全くない
- 高額なバックエンド商材の勧誘
- 株式会社BANKER6の過去商材は、いづれも評判が悪い
中国輸入ビジネスは、以前は儲かったかもしれませんが、流行りだしてからそれなりの月日が経ち、実践者も相当な人数いると推測できます。
また、様々なノウハウがかなり出回っていて、これから参入しようとしても同じノウハウを持ったライバルが多数いると考えた方がいいです。
そうなると、結局、ライバルが行っていない独自の方法を自分で考える必要があります。
また、株式会社BANKER6の扱う商材は過去のレビューでも明らかなように、稼げないものばかりです。
今回の在宅自動収入キットのバックエンド商材に参加しても稼げない可能性がかなり高いです。
参加はお勧めできません。
それでは本日はここまでです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
管理人ピリカ