さて本日は『 プッシュアップ(PUSH UP) 』という無料の副業オファーについて取り上げたいと思います。
こんにちわ管理人のピリカです。
先に申し上げておくと、無料オファーだからと言って、安易に登録することはお勧めいたしません。後から高額の商材を売りつけてくる可能性もありますので慎重に検証してから判断しましょう。
過去に様々な無料オファーがありましたが、その全てと言ってもいいくらい、高額なバックエンド商品があったり、アフィリエイト目的の内容でした。
また、自分は大丈夫だろうと思っていても、相手は勧誘のプロです。あの手この手で勧誘を受ければ、思いがけずに高額な商品や商材を購入してしまう事があるかもしれません。
そうなった後では、お金を取り戻すことはかなり困難を極めます。
まずはその考えに立って商材を検証していきましょう。
プッシュアップ(PUSH UP)の概要
ランディングページの内容
- 誰でも1万円から500万円
- 簡単ぽちぽち新感覚
- スマートフォンがあればOK
- 20歳以上であればOK
- 1日10分以上の時間をとれればOK
- 最大10万円分プレゼント
といった内容になっています。簡単に誰でも稼げるといった文言はこの手のオファーにありがちですが、今までこのようなオファーで実際に稼げたものは何一つありませんでした(汗)
今回の『プッシュアップ』はどうなんでしょうか?
中身を見ていきましょう。
特定商取引法に基づく表記
運営会社 | HEAT UP RADIO LIMITED |
運営責任者 | Lau Ka Leong |
所在地 | Room 3313,KWONG NING HOUSE,KWONG MING COURT,TSEUNG KWAN O,NEW TERRITORIES,HK |
電話番号 | 03-6316-3219 |
メールアドレス | info@pushup2021.com |
URL | https://pushup2021.com/page/pushup2021_style?adcode=AB012 |
特定商取引法において、インターネット上での取引きには、必ず事業者名、代表者名、住所、連絡先などの表記が義務つけられております。表記のない場合は規約違反を犯しているという認識が必要です。
表記については問題がないと思いますが、香港に拠点があるようです。しかも運営者も外国人です。
日本人を対象にした商材なのに、外国人が関与している時点でちょっと身構えてしまいますね。
また、特定商取引法に基づく表記があるからといって稼げる商材とは限りませんのでご注意ください。
プッシュアップ(PUSH UP)の実体
中身を詳しくみていくと、3ステップでビジネスをスタートできるようです。
このパターンは過去にも検証したことのある、オプトインアフィリエイトのにおいがプンプンしていますね。



また、10万円をプレゼントとありますので、FXのデモトレードで資金を増やして、いざ出金しようとすると高額な手数料がかかると言ってくる案件もあります。

実際にLINE登録してみた
実際にLINEに登録してみると、メッセージが届きます。
平均月収40万円で、以下のサポート体制も整っていると。
- プッシュアップマガジン
- 専用ビジネスツール
- 充実のサポート
そして料金は6,000円です。
しかし、無料登録で得られる情報はここまでで、結局どんなビジネスをするのかどうかは不明のままです。
また、金額がそこまで高額ではない点が巧妙です。6,000円ですので、最悪ダメでもいいかという心理が働きそうな金額です。
高額なバックエンド商材の可能性
決して金額が安いからと言って、安易に参加してはいけません。
過去にもこの手のパターンは、のちに高額なバックエンド商材を勧めらるパターンがありました。
何よりも、どんなビジネスを行うかすら不明のまま、料金を支払うのはとても危険ですね。
しかし、何も考えずにランディングページをずっとみていくと、巧妙に参加してみたくなるような作りになっていますので、注意が必要です。
実績はあるのか?
果たして、『 プッシュアップ(PUSH UP) 』にはしっかりとした、実績があるのでしょうか?
ランディングページには利用者の声と称した以下のようなLINEのやり取り画像が掲載されていますが、こんなものなんの実績データにもなりません。
ネットの口コミ
ネットで検索してみても、良い口コミを見つけることは出来ませんでした。
誰でも1万円から500万円と記載されている以上、これが本当ならば相当良い口コミで溢れてもよさそうですが、それが全く見当たりませんでした。
それどころか、『プッシュアップ(PUSH UP)』のステマサイトが多く見つかりました。
運営者は何者?
特商法に記載をみると、運営会社は香港にあるようです。
しかし、電話番号は東京の電話番号になっています。
このパターンなんとも怪しいと思いませんか?
海外の会社である以上、日本の法律が適用されないという点に注意が必要です。
また、運営責任者のLau Ka Leongを検索してみてもなんの情報も出てきませんでした。
香港出身の俳優・監督Lau Ka-Leung(ラウ・カーリョン)と一文字違いである点などをみると、架空の人物なのでは?と疑ってしまいますね。
そうなると、会社や所在地地も架空である可能性が高いです。
どうやって見分けるのか?
情報商材やネット上の副業情報の中には本当に稼げる情報もあると思います。
残念ながら、全く稼げないどころか高額のバックエンド商材を買わされてしまう事もあります。それでも本当に稼げればいいのですが、決して稼げることはないんですね。
私が経験者なので自信をもって言えます(苦笑)
ネット上にある本物の情報を手に入れるのは難しいかも知れませんが、稼げない情報をスルーするスキルは結構簡単にできます。
それは、セールスコピーに書かれている事の「リアルな実績データ」があるのかないのかだけを徹底的に調べる事です。
ここに注目するだけで、まずはダメな商材をスルーする事ができます。
それに加えて、特定商取引法の記載事項の有無の確認を加えていくといいと思います。
プッシュアップ(PUSH UP)のまとめ
ここまで検証して参りましたが、以下の理由からこちらの案件をおすすめすることはできません。
- 海外に会社が存在する
- 実績が全く見当たらない
- 結局なんのビジネスをするか不明
- 高額なバックエンド商材の可能性が否定できない
この手の無料オファーを提供する人物が海外に拠点を置く理由を考えてみましょう。
何かトラブルがあった際に逃げるためである可能性がとても高いです。
そもそも、明らかに日本人しかターゲットにしていないような案件に何故外国人が責任者になっているのでしょう。おそらくは、日本人が運営しているのでしょう。
電話番号だけは、東京のものを利用しています。ちなみにこの番号に電話を掛けてもつながりません。
怪しいところだらけのこのプッシュアップ(PUSH UP)ですが、派手なランディングページでごまかしても中身を確認すると杜撰な部分が浮き彫りになってきます。
このような案件に少しでも興味をもって登録してしまった方は、要注意です。
これからも似たような案件はいくらでも出てきますので、ダメな案件を見極めるスキルを少しづつ身に着けていきましょう。
それでは本日はここまでです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
管理人ピリカ