本日は『 システムトレードα 』について取り上げたいと思います。
こんにちわ管理人のピリカです。
メジャーリーグの大谷選手が故意で死球を受けたというニュースで、相手投手が出場処分になったそうです。
どうやら、監督が指示をしたのではと書かれていました。
スポーツの世界でそんなひどい事をするのかと残念な気持ちです。
大谷選手に大きなケガが無かったようですが、一歩間違えれば大変なことになっていた事を考えるともう少し厳罰にしてもいいと思いますが。
さて、今日も検証をしていきましょう。
先に申し上げておくと、情報商材サイトに出品されたり、ネット上に掲載される無料オファーで本当に稼げるものは、ほぼ0です。
何故なら販売者の立場に立って考えるとわかりますが、本当に稼げるのであればわざわざ時間と労力とお金を割いて立派なランディングページを作って販売などしませんよね。
無料オファーの案件にしても、アフィリエイト目的の可能性がとても高いです。
まずはその考えに立って商材を検証していきましょう。
システムトレードαの概要
ランディングページの内容
システムトレードαはその名の通り、FXの自動売買システムを提供するようですね。
300以上の経済指標や過去30年のビックデータを、AIシステムに搭載しているようです。
そして、コロナ禍の後でも、毎月プラス収支を達成しているとのことです。
まぁ、凄いという事はわかりますが、FXシステムで肝心なのは、正確なバックテストデータとフォワード実績です。
そして、忘れてはいけないのがどのようなロジックなのか。
ナンピン・マーチン戦略のシステムでは勝率はとても高くなりますが、最後に必ず破綻するので話になりません。
それらの点は、しっかりと明確になっているのかも確認していきましょう。
特定商取引法に基づく表記
記載なし
【URL】https://prolifeinfo.site/#body
特定商取引法において、インターネットを利用した通信販売などを行う際は、事業者名、代表者名、住所、連絡先などの表記が義務つけられております。表記のない場合は規約違反を犯しているという認識が必要です。
なんと、こちらのシステムトレードαは特商法の表記がありませんでした。
運営者は法律を守る意識が欠如しているようです。
そもそも、どこの誰が作ったかもわからない自動売買システムで、自分の大切な資金を運用しようとはとても思えません。
システムトレードαの実態
実績データが全く提示されていない
ランディングページを詳しくみましたが、長々とシステムの優位性について書かれています。
要は、資金管理とリスク回避をAIで実装した点が一番の特徴ということみたいです。
しかしながら、肝心な10年以上の正確なバックテストデータと1年以上のフォワード実績データはどこにも存在しませんでした。
そして、システムのロジックについての説明も全くありません(苦笑)
ランディングページをどこまで見ても、AIによるシステムの優位性が語られるだけで、客観的なデータは一切ありません。
最先端AIという不確かなワード
ランディングページには中国のAI技術者を雇っていると記載がありますが、果たして本当かどうかは全く不明です。
中国のAI技術はアメリカを抜いているといったような情報を掲載してアピールしていますね。
しかし、そもそも、AIが搭載されたFX自動売買システムなんて本当に存在するのでしょうか?
AIの開発研究なんて、大企業がとんでもない資金を出資して行っているのです。
こんなネット上のオファーを出すようなところが、多額の資金が必要なAI開発を本当に行っているとは到底考えられないのです。
ちなみに、過去にもAIを搭載したと謳われていた自動売買システムの案件を検証しましたが、稼げないものばかりでした。

稼げないシステム
運営者側の立場になって考えると良くわかりますが、バックテストデータやフォワード実績を掲載することが出来ないという事はそれを出すと稼げないシステムだという事がバレてしまうからですね。
そもそも、本当に稼げるシステムであるならば、わざわざネットで公開なんてせずに自分で稼げばいいのです。
システムを販売して利益を得ようとしている時点で、矛盾が生じていることに気が付きます。
高額なバックエンド商材の可能性
ランディングページには、3か月間完全無料と書かれていますが、裏を返せば3か月以降は有料であるという事です。
この手のパターンは、無料期間では取引に制限がかけられていたりして、思うようにトレードが出来ない可能性があります。
そして、「有料の完全版を購入すれば全ての機能が使えて、さらに収益機会が増す」などといって高額な商材を購入させようとしてくるのです。
口コミ
実際に利用している方がいるのかどうか、口コミ検索してみました。
しかし、利用している方の良い口コミは見当たりませんでした。
本当に稼げるものであれば、それなりの人数の方が利用して利益を出しているはずです。
そうなれば、ネット上に良い口コミが上がっていもおかしくありません。
それどころか、「稼げない」「高額なツールを販売する目的」「詐欺」などといった批判的な意見がとても多かったです。
どうやって見分けるのか?
情報商材やネット上の副業情報の中には本当に稼げる情報もあると思います。
しかし残念ながら、全く稼げないどころか高額のバックエンド商材を買わされてしまう事もあります。それでも本当に稼げればいいのですが、決して稼げることはないんですね。
私が経験者なので自信をもって言えます(苦笑)
ネット上にある本物の情報を手に入れるのは難しいかも知れませんが、稼げない情報をスルーするスキルは結構簡単に身に付きます。
それは、セールスコピーに書かれている事の「リアルな実績データ」があるのかないのかだけを徹底的に調べる事です。
ここに注目するだけで、まずはダメな商材をスルーする事ができます。
それに加えて、特定商取引法の記載事項の有無の確認を加えていくといいと思います。
システムトレードα のまとめ
ここまで検証して参りましたが、こちらの商材をおすすめすることはできません。
以下に理由をまとめます。
- 特商法の表記がない
- 正確なバックテストデータや実績がなく稼げるかどうか全く不明
- 高額なバックエンド商材が控えている可能性が高い
- 良い口コミがない
FXの世界では、実に9割以上の人が資金を失うと言われています。
また、相場全般は「戦場の次に危険な場所」とも言われています。
そんな、危険な場所に、どこの誰が作ったかも分からず、しかも正確なデータを一切公開をしていないような自動売買システムなんて怖くて使えるはずもありません。
例えていうなら、「安全性能の実験を行っていないけど性能はピカ一、とても早く走れる車があるから乗りませんか?ちなみに、どこの誰が作ったかは内緒です。」と言われてその車に乗りたいと思うでしょうか?
絶対乗りませんよね?何故なら、そんな危険な車に大切な命を預ける事はできないからです。
相場も、命の次に大切なお金を投資する場所である以上、システムを選ぶ場合は必ず正確なデータと誰が作ったのかをしっかりと確認しましょう。
間違ってもこのシステムトレードαのようなものに手を出してはいけません。
それでは本日はここまでです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
管理人ピリカ